MUSIC:review

『Bill Bruford/Feels Good To Me』『BRUFORD/One Of A Kind』

HMVから届いたリマスター盤。早速旧盤('90年発売US盤)と聴き比べてみたが…ヘッドホンで聴いてもあんまり音質の違いが分からん(^^;。うちの安物コンポでも明らかにその差が分かるリマスター盤は他にいろいろあるから、リスニング環境に原因はないと思い…

『岸倫仔/∞LINN-TETRA』

ようやくワールドディスクより到着。3/31にバンドメンバーを挙げたが、このCDではds(松本幸弘)のみ固定でg、b、keyは曲により入れ替わり状態(g:尾嵜啓一/SUNAO、b:三枝俊治/藤田哲也、key:安部潤/河野啓三/今野勝晴)。河野氏はT-SQUAREのサポートから…

Killing Time

と水曜どうでしょうのDVD、どちらもボリュームたっぷりで一気に手に入ってしまったのは幸せ過ぎてある意味不幸というか。 Killing Time、購入を迷ってる人は今すぐ全部買いましょう。ボーナストラックは期待以上です。まあ『Filling?』のボーナスは「日没」…

『聖家族/ワルシャワ条約』

7年ぶりの2nd。1stは未聴ながら吉田達也の磨崖仏サンプラーで音は聴いたことあり。その頃既に2ndのレコーディングは済んでおり、今になってようやくリリースされたという訳分からん状態(笑)。全編インプロで超ハードコアなジャーマンロックから民族音楽か…

『ボンデージフルーツ/ボンデージフルーツVI』

サブタイトルなしの6thアルバム(約3年ぶり)。全体的には『IV』と『V』が合わさったような感じかなぁ。ブルージーだったりカントリーっぽかったりとことプログレ的ではない要素が増し『III』の頃のような鬼気迫るエキセントリックな雰囲気は少なくなって来…

『ボンデージ・フルーツ/ボンデージ・フルーツVI』

まだ届いたばかりなのでちょっとしか聴いてないけど。大作2曲と重い内容だった前作よりは『IV』をもっとダーク且つトランス寄りにした感じか。高良さんのvibが良く響いてます。じっくり聴き込むべ。

『ケロロ軍曹 オリジナルサウンドケロック2』

テクノなピコピコ感は相変わらずだが、全体的に前作よりいわゆるサントラっぽくて個々の楽曲の印象は薄いかも。スピーク&スペルみたいな変調ロボ声も時々出てきたりして、M-14は「TRANS EUROPE EXPRESS」のパロディだたりするのかな。さえ子さんのvo曲が4曲…

『Clastrier/Riessler/Rizzo:PALUDE』

以前kyteさんからお薦めがあったもの。Michael Riesslerのクラリネット/サックスに加えハーディ・ガーディ、タンバリンというトリオ作。いやー・・・何でしょうこの物凄さは。ブイブイと攻め立てるクラリネット、ハーディ・ガーディの音色はまるでギターやア…

『Pierre Moerlen's Gong/Downwind』

長いことなかなか見つけられずにいたもので、amazonマーケットプライスでようやく発見。しかも到着までずいぶん時間がかかった。何でかな。 デヴィッド・アレンに思い入れがない私はピエール・モエルランがイニシアティブを取ってからのGONGの方が好き。ピエ…

『MACHINE & THE SYNERGETIC NUTS/リープ・セカンド・ニュートラル』

2年ぶりになる待望の2ndはかつてのHappy Family同様CUNEIFORMからのリリース。私はカンタベリー系はあまり聴き込んでないのでソフト・マシーン辺りの影響についてはよく分からんが、'70年代ジャズロックの熱さとクラブ系を通過した現代的なクールさを併せ持…

『Adrian Belew/side one』

私からネタ振りをしておいて何ですが、杜塚さんの詳細なレビューを読んで購入を決定した次第で(^^;。amazonで在庫ラスト1枚でした。一体日本で何枚売れたのやら。 杜塚さんが書いてる通り「キング・クリムゾンのエイドリアン・ブリュー」を充分過ぎるほ…

『ブライアン・イーノ/ナーヴ・ネット』

ロバート・フリップ参加作ということで以前から聴いてみたかったもの、最近のイーノマイブームでようやく。サイバーでアグレッシブな上物に絡む生/打ち込みのリズムがカッコいいですなー。ラップやってるvo曲もあってイーノならではのヒップホップなんでしょ…

『RIKKI/結ぬ島へ-リッキの奄美島唄-』

約2年半ぶりのニューアルバムも前作に続き原点の奄美島唄に回帰。前作は打ち込みを多用したりとかなり思い切ったアレンジを施していたのに対し、今回はアコギメインのシンプルな作風(アレンジはどちらも菅原弘明)。基本的に楽器は菅原さんが演奏してるんだ…

『DAVID TORN/door X』

実はリッチのソロと同時期に海外通販してたのがこれ。何年も探してたのがamazon.comを見たらあっさりと見つかったもんで。登録とか基本的には日本のと同じだけど、マーケットプライスの中古だからそこだけ心配だった。Like Newのはずが案の定盤面に汚れあり…

『Richard Barbieri/Things Buried』

実際にネットで注文したのは11日の深夜だったが、早くもイギリスより本日到着。早っ! 海外通販ってこういうもんなんでしょうか。 全8曲、パーシー・ジョーンズ(fletless bass)とAndy Gangadeen(acoustic&electric drums)は4曲ずつ参加(同曲参加は2曲)…

『Sylvie Courvoisier/Ocre』

この人のことはよく知りませんが、Pierre Charialのバレル・オルガン目当てで。本人のpfとバレル・オルガンの他はtuba、b、perという編成。perがマーク・ナウシーフだったりレコーディング・クレジットがCMP studio by Walter Quintusって今は無きCMPレーベ…

『Michael Riessler/Momentum Mobile』

enjaレーベルからの'93年作。clarinet、harmonia、barrel organ、b、dsのカルテット編成をメインにしENSENBLE 13なる管弦アンサンブルと共演したライヴアルバム。何つーかもう、こんな音楽聴いたことないよーと口アングリ状態。もちろんある程度の事前情報は…

『Francois BREANT/Voyeur Extra-Lucide』

(asin:B0000A126R)HMVより到着。フレンチプログレといえばお馴染みMUSEAレーベルからの輸入盤に帯/解説を付けたマーキーからの国内盤仕様。サリフ・ケイタの名盤『SORO』をプロデュースしたことで知られる人だが、ディディエ・ロックウッド(vln)やクラウ…

『パトリック・モラーツ&ビル・ブラッフォード/ミュージック・フォー・ピアノ・アンド・ドラムス』('83)『フラッグス』('85)

ブラッフォードのレーベルより再発されたリマスター盤。ガチンコインプロのイメージがあったが、そういう曲は少なくモラーツ主導の作曲がメイン。双方とも手数が多い芸風だけに2人だけといってもそんなに音が薄い印象はない。特に『フラッグス』はモラーツに…

『東京ナミイ/ガンダルヴァ・ヴェーダ』

(asin:B0006JK2ZS) エキセントリック・オペラみたいな重ねまくったヴォーカルワークをロック・フォーマットで演ってくれたら面白いかなと思ってたが、ライヴ録音('03年3月inスターパインズカフェ)とあってオーバーダブはなし、勢い重視の作風。ハードな…

『三柴理Electric Trio/TAG』

タワレコより到着。 V-Synth/Fantom-X、V-Bass、V-DrumsというRoland Vシリーズを駆使する活動をコンセプトに結成された三柴理(元・筋少、現・特撮)の新バンド。特撮はカッコいいんだけど少々重過ぎ、ザ 蟹はリズムの打ち込みがチープでイマイチだったから…

『unbeltipo/Joujoushka』

(asin:B0006MRKIM) 何でこの作品がリットーミュージック系音楽誌で取り上げられないのかなと思うんだが。少なくともサンレコでは今堀さんにインタビューすべき。だってこんな不思議な音楽、どうやって制作/レコーディングしてるかめちゃめちゃ興味深いじゃ…

『想い出波止場/大阪・ラ』

山本精一(vo、g、syn、etc.)、津山篤(b、etc.)、大串崇(ds、per)の3人をメインに、ゲストでATR(ds)、高良久美子(vib)、えとうなおこ(key)、一楽儀光(ds)らが参加。前作『VOUY』とも違う、なんてTVブロスに書いてあったし、アヴァンギャルドと…