最近買ったCD

・『unbeltipo/Pheasantism』
通販サーバの挙動不審を食らった4件の内の1人です(^^;。全編バンドでの演奏になって躍動感がやっぱまるで違う。打ち込みでシンセや木琴とkじゃの音がかなり入ってるし、普通に聴けばkey奏者もいる4人バンドみたいに聴こえるわけだが、この複雑怪奇なアンサンブルを後で合わせてるんだろうか。でもライヴで演ってるんでしょ?スゴス・・・。
・『ジェネシス/トリック・オブ・ザ・テイル』『ウィンド&ワザリング(静寂の嵐)』『そして3人が残った』
プログレファンにも評価が高い『デューク』は個人的に苦手で、『アバカブ』もダメなのでこの3枚を。ジェネシスの歴史の中でも一番好きな時期。多少社割できるとはいえ、やっぱ国内盤高いよ。まあでも確かに紙ジャケはしっかり作ってあるし解説やDVDに入ってるメンバーインタビューの訳が付いて来るのはありがたい。それにこの最高の音質の前には余計な文句は言わん。マジで旧規格盤とは比べ物にならないっす。一番分かりやすいのはベース・ペダル(タウラス)の重低音じゃないかな。音がぶっといです。素晴らしい。SACDが聴ける環境になくても、CD層自体の音質がとんでもなく向上してので買い替え必至。DVDの映像はこれからゆっくり。
もう次の時期の発売予定も出てるらしいが、少なくとも『インヴィジブル・タッチ』は買います。プログレじゃない? でもこのアルバムは好きなんです。

トリック・オブ・ザ・テイル(紙ジャケット仕様)

トリック・オブ・ザ・テイル(紙ジャケット仕様)

ウインド&ワザリング(静寂の嵐)(紙ジャケット仕様)

ウインド&ワザリング(静寂の嵐)(紙ジャケット仕様)

そして3人が残った(紙ジャケット仕様)

そして3人が残った(紙ジャケット仕様)

・『FROST/MILLIONTOWN』
去年出た新人プログレの中で取り分け評価が高かったようなので、中古の出物があったため今更ながら。噂に違わずとんでもなく高いクオリティ。こんだけハードだと普通もう聴き疲れしてダメなお年頃な私でも無理なく聴き通せる。美しいメロディ、抑揚に富み切り返しの多いアレンジ、圧倒的な演奏力、クセのないヴォーカル、どれも文句なし。特に25分の大曲などはアイデアを詰め込み過ぎて心配になるくらいだが(?)、どうもバンドは既に解散した模様。残念。
Milliontown

Milliontown

・『Ozric Tentacles/Spirals in Hyperspace』
マグナカルタから出た、1個前のアルバム。全編バンドでの演奏ではなく、試聴ではテクノっぽ過ぎるかと思っていたが、実際聴いてみれば打ち込みドラムも結構生っぽいし、アルバム全体からすればバラエティに富むと考えれば問題ない。どころか、いつもより一本調子の曲調が少ないので何となくプログレっぽさが強く、むしろ近作では一番好きかも。
Spirals in Hyperspace

Spirals in Hyperspace

・『FRANCOIS JEANNEAU QUARTET/MALOYA TRANSIT』
某サイトで存在を知ってから聴いてみたいと思って数ヶ月、ある時奇跡的にamazonに出物があって運良く購入。FRANCOIS JEANNEAUのことはあまりよく知らないのだが、彼の片腕的存在であるkeyのAndy Emlerは知ってます。アフリカのトラッドをシンセ多用のプログレチックなジャズロックと融合させてる。いい仕事してますな。