『Sylvie Courvoisier/Ocre』

この人のことはよく知りませんが、Pierre Charialのバレル・オルガン目当てで。本人のpfとバレル・オルガンの他はtuba、b、perという編成。perがマーク・ナウシーフだったりレコーディング・クレジットがCMP studio by Walter Quintusって今は無きCMPレーベルを思い出しますな。この人かenjaレーベルが関連あるんだろうか。
ソロ名義ではあるがクレジットから判断するに実質はPierre Charialとの双頭プロジェクトの模様。バレル・オルガンのソロ曲もあるし。基本的にはフリージャズで硬質でダークなイメージの中、やはりバレル・オルガンのユーモラスな超絶フレーズがここでしか聴けない音楽性を作り出している。リズム隊はほとんどビートを刻んだりしないので全編聴き通すにはツライ部分も。
ちなみにインナーに載ってたバレル・オルガンの写真。何だこれ(笑)。手元写ってないしホントどうやって演奏してるんだか。