たまには

せっかくの休みでまた映画でも観に行こうと思ったが思いっきり昼まで爆睡して時間を逃し、駅前まで出る気が萎えた。近くのスーパーへ買い物に出た時何故かふと思い立ち、豚バラ肉を買って煮豚を作ってみた。レシピはいざとなればネットで検索すればいいやってなもんで適当、タコ糸で縛って成形など面倒くさいこともしない。漢の料理である。どうせ基本的にただ煮るだけだし。軽くネットでググッてみて、うん大体分かった。臭み取りのためネギとしょうがを加えて下茹でしようと思ったらどっちも家にない。仕方ないので玉ねぎで代用、また烏龍茶を多少お湯に入れて、どうでしょうのDVDを観たりアルスラーンを読んだりしながら約1時間弱火で。うむ、いい感じ。鍋から一旦取り出して漬け汁を作成。煮豚といえば基本は甘辛い醤油味だろうが、うちの親父が先日秋田に行った際に買ってきた旨い赤味噌があったので、みそラーメンのチャーシューをイメージして味噌味にしてみる。先ほどの煮汁に砂糖、みりんを入れて赤味噌を溶く(醤油も少々)。豚肉を戻して30分ほど弱火で煮たら、火から下ろして冷めるまで放置。食べる前に一煮立ちさせて出来上がり。薄くスライスして食べてみたが、プリンプルンのとろける食感、めちゃめちゃ旨い。適当な臭み取りも成功したようである。脂身の旨さを味わってなんぼの料理ではあるが、それでも今回の肉はちょっとくどかったので、今度はもうちょっと脂身少な目でもいいかもしれない。あとは白髪ねぎがあれば完璧かな。