『ALPHONSO JOHNSON/MOONSHADOWS』

アルフォンソ・ジョンソンと言えば元ウェザー・リポートのベーシストとして有名、と言ってもこの人がいた頃のウェザーは聴いたことないのだが、ユーロ・ロック・プレスVol.32のUSフュージョン特集で。この1stソロ('76)をHappy Familyの森本さんがレビューを書いてたのを見て気になってたところ、93年に出た国内盤の中古を見つけたので購入。いわゆるクロスオーバー系だが、ジャケットのイメージの通りスペイシーなプログレ要素もふんだんに入ってる。ブリブリとした音色で流麗なラインを奏でる本人のフレットレスにナラダ・マイケル・ウォルデンとレオン・チャンクラーのテクニカルなドラム、ジョージ・デューク(変名で参加)らのシンセも効いてて聴き応えのある演奏はもちろん、極上美メロなM-8を筆頭に、ちょっとしたフレーズでも耳に残るメロディが多いのね。これは時代の古さとかをチャラにする大きな魅力。これは2nd、3rdも買ってみよう。

Moonshadows

Moonshadows