ZGIII 星の鼓動は愛

公開3日目、例によって月曜メンズデー利用で観に行ってきた。ソラリスにはシアターが6まであるが、I、II、IIIとだんだん狭いところになってきたのが悲しい。平日で子供がいなかったこともあるだろうが、やはり客の年齢層が高いぞ。内容としては、3部作通して省いちゃいけないものをいっぱい省いちゃってるし(ダカール演説とか)、ホントに思いっきり違う展開にしてくれるくらいのことはして欲しかったな。全編「誰も知らないラスト」とか言って盛り上げてた割にはある程度予想できたものであり、何だろう、『24』のDVDの「もう一つのラスト」みたいなもんで、富野監督には悪いが結局はオリジナルに勝るものはないというつまらない結論に。すごくゆっくりなZの変形シーンが観られたのは良かった。
さて、予告でジブリの新作『ゲド戦記』をやっていた。ヒロイン役の新人の女の子が歌う主題歌(?)が流れていたのだが、童謡やトラッドのようなほのぼのとしたメロディが非常に印象的で、ある程度の素人くささがむしろすごく良い感じだった。でも久石譲っぽくないなーと思ってたところ、音楽担当は寺嶋民哉のクレジット。ほう、久石譲はハヤオとしかやらんのか(笑)。しかしこの寺嶋さんの音楽、かなり楽しみである。サントラに期待。