「太った黒沢年男」ってひどい

トリノオリンピックのオープニングを土曜日仕事から帰ってきてからNHKで観た。スキージャンプの人文字をはじめ、すごく面白かったし感動的で良かったですね。ピーター・ガブリエルが「イマジン」を歌うということをネットで見て知っていたので楽しみにしていたところ、オノ・ヨーコ(もう72歳と知って驚いた)の後に登場。ドラムとベースを引き連れてピアノの弾き語りで訥々と歌ってた訳だが、NHKのアナウンサーの紹介が「元ジェネシスのリーダーだった、ピーター・ガブリエルさんです」って。脱退したのもう30年前でしょうに、未だにそんな紹介のされ方ですか。何か、以降のソロ活動が全て無視されてるような気がして何だかなーという感じ。なんてことを思ってたところ、ネットでのニュースを見ても「英国の大物ロックバンド「ジェネシス」の元メンバー」(スポニチ)なんて書いてあったらまだいい方で、他は「英国のロックミュージシャン」(毎日新聞)、「英国人歌手」(時事通信)など。今朝の朝日新聞のスポーツ欄に至っては「英国人ロック歌手が歌った「イマジン」」とか書いてあってピーター・ガブリエルという名前すらなし。世間的にはそんなもんなのか。さもありなんとか思いつつ、やっぱり悲しいものがあるよなー。