松崎正秀氏の暗躍

ようやくホントに発売されたイット・バイツの紙ジャケリマスター盤。私が買ったのは2nd『ワンス・アラウンド・ザ・ワールド』と3rd『イート・ミー・イン・セントルイス』。3rdはオリジナルの曲順になった代わりにj国内旧盤に入っていた名曲「Vampires」が未収録になってしまったのだけは残念だが、旧盤に比べて音量レベルが上がっており、特に低音がよく出ていてベースの存在感が圧倒的に増しているので、リマスター目当てで買い替えした甲斐はあった。
ところでファンサイト「IT BITES 研究会」で販売していたライヴCDとライヴDVDの3/24国内盤リリースが決まったとCDJournal.comのニュースで見たと思ってたら、うちの店にも案内が来てた。来てたはいいが、他のリストを見てみたら、何とクリムゾンのDVD3枚も同日再発、しかもそのラインナップは『デジャ・ヴルーム』『ニール・アンド・ジャック・アンド・ミー』『アイズ・ワイド・オープン』。ポニキャン時代のリリースのため廃盤になって久しい『デジャ・ヴルーム』が遂に再発に!
これらの発売元はビクター傘下のWHDエンタテインメント。WOWOWホリプロ、ディスクガレージが共同で設立した会社だというのはくりむぞさんのはてなダイアリーで知ったのだが、WOWOWと聞いて思い出すのはイット・バイツ紙ジャケ盤のインナーにも解説を書いていた松崎正秀氏。かつてヴァージン・ジャパンのディレクターとして数々のクリムゾン関連アイテムの国内発売を実現させ、その後WOWOWに引き抜かれたはずだが、現在はこのWHDエンタテインメントにいるんだろうか。更にはポーキュパイン・ツリーの『デッドウィング』まで3/24に国内発売するそうで、間違いなく松崎氏が関係してるとしか思えないプログレっぷり。大丈夫なのか?(^^;