『スターウォーズ エピソード3 シスの復讐』

昨日例によってメンズデーを狙って朝イチの9:20より。もちろん吹替版。一応一般公開3日目だし混み具合を心配したが、吹替版の前に字幕版の上映があったからそっちに流れたのか、あるいは流石に月曜の朝だったからかそれほどでもなく。今はソラリスだけじゃなく駅前に新しくできたフォーラムでも上映してるから、あまり集中しなくなったかもね。良いことだ。
まるで喪黒福造にココロのスキマを突かれるかの如くダークサイドに堕ちて行くアナキン。結末が分かっているのにグッと引き込まれる。映像上の凄まじい情報量の多さに圧倒されつつこの悲し過ぎるストーリーを深く追いたいだけに、ちょっとドライ過ぎる描写が多かったというか、なんつーかここぞという場面ではもっとこうドラマチックに出来んのかな。それほど熱心なファンという訳でもない私でも納得しかねるツッコミどころもチラホラ。DVDでは補完してくれるのか。小説版読んでみようかな。
吹替ファンとしては、エンドロールの途中で声優クレジットが出たのは嬉しかった。真綾パドメはやはりかわいい。というか声が真綾じゃなきゃ全然印象違うだろうな。森川智之はいい声優さんだし他にもいろんな役を演ってる人なんだけど、どうしてもSTヴォイジャーのトム・パリスにしか聞こえず、オビワンがすごく軽い男に見えてしまう(笑)。強いのにね。アンタが師匠じゃアナキンが裏切るのも納得、そりゃパドメとのことも誤解されるわ、みたいな。浪川アナキンも好演。ただ今回のアナキンは冒頭から前作以上に自信満々でふてぶてしいキャラなのでちょっとさわやか過ぎた気もする。アナキンがダース・ベイダーの仮面を被らされたら声が大平透に変わったのには笑った。確かにあの仮面を通すとあの声になるという設定は納得できるし、旧作ダース・ベイダー役の大平氏をちゃんと起用してくれてるのは嬉しいが、それにしては声がいきなりオッサンになるじゃないか(笑)。