新ドラの出来は?

昨日OAのリニューアルしたドラえもん。まずOP曲が女子十二楽坊によるインストで歌詞はテロップというカラオケ状態。最悪。どうせなら完全新曲を作ったら良かったのでは? 普通EDで流れる声優クレジットがOPで流れたが、今まで情報がなく注目していたのび太のパパ/ママが松本保典/三石琴乃!! ゲストキャラには川澄綾子松井菜桜子の名前も。
さて本編。ドラえもんはやはり声の違いがキャラ/性格の違いに繋がっている。あのノリの軽さはむしろ原作に近いか。トーンを落とすと以前の雰囲気に近くなるが基本的にキンキンと高くて慣れるにはしばらくかかりそう。のび太は劣等生らしさがなく、やたら爽やかでかわいらしい。声優初挑戦とは思えないほど上手いが。しずかちゃん(どうしても“ちゃん”付けしてしまう)がいきなり入浴シーンでの登場というのはある意味狙いか。色っぽさ激増。これで原作初期のようにのび太をアンタ呼ばわりしてくれたら楽しいのに(笑)。スオ夫は一番違和感がない。というかほとんど肝付兼太のモノマネになってる。プリキュアの役と同じという意見もあるようだが、個人的には関智一にこういう声も出せるのか感心した。ジャイアンも予想に反してイメージが近い。まだ素人くさいのは仕方ないとして慣れてくればかなり良くなりそう。で、パパママ。三石琴乃はキャラ作りをしているのか、というか出来るのかこの人(笑)。安直だがミサトさんそのまんまで激笑。パパも違和感ありまくり。こちらもガウリィあたりの顔が浮かんできてしまうかぁ(あーこんな例えしかできんとは)。そもそもデブキャラは合わんだろ。これこそ一番のミスキャストと思うが。
画としては、口を数字の3にして尖らせたり、笑った時のモナーのような目などちょっとした表情が原作をよく再現している。等身も戻ってるし。画だけでなく初期ドラの暴言の数々も原作通りに再現してくれたら言うことないが、
ま、この先どう変化していくか、いろんな楽しみ方も出来そうなので、来週からもしばらく観てみよう。