最近買った物を順不同に

・『牙 オリジナル・サウンドトラックVol.1』
12/20発売新譜。三宅さん最新作。荘厳なストリングスをフィーチャーした曲といつもの三宅節な曲と混在してて面白い。帯に書いてあった通りVol.2は来年3月発売予定。

「牙」ORIGINAL SOUNDTRACK Vol.1

「牙」ORIGINAL SOUNDTRACK Vol.1

・『asterisk/*2』
12/6発売新譜。上野洋子asterisk名義での4年ぶりの新作。前作よりずっと「好き勝手」に作られてる感がるのは非常に好感触。その代わり、ゲストが多い割りにサウンド的にはちょっとこじんまりしてる気もするので、もっともっと弾けても良いと思うんだが、私はHedningarnaみたいな過激なのを期待してるんだろうか(笑)。歌詞とサウンドのギャップは結構面白い。M-1(後半での妙に仰々しいコーラスがいい味出してる)と変拍子炸裂のM-5あたりが秀逸。この名義ではポップスとインストを演るんであれば、ポップスを演らない上野さん(個人名義?)が聴きたい。
*2

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・『今掘恒雄・吉田達也/Territory』
11/26発売新譜。日曜日付けというインディーズならではの発売日設定のため、どこから購入するか迷った。うちの店でも発注できるが発売日までには入荷しないので、HMVに予約を入れてたら3日過ぎても発送にならず・・・。とはいえネットで調べても在庫を持っててすぐ発送可能なお店がなかなか見つからず。ようやく見つけたのがCATFISH RECORDSHMVをキャンセルして注文したが何だかんだで結局入手まで発売日から1週間ほどかかってしまい、これならうちの店で発注出して待ってりゃ良かった。待った甲斐あって(?)、内容は期待通りめちゃめちゃカッコ良い。曲によって、これは今堀さんが用意してきた曲かな、この曲は高円寺百景みたいで間違いなく吉田さん主導だ、とかいろいろ想像しながら聴いてます。
Territory

Territory

・『Shin.e/lightyeas・heaven and hell』
11/22新譜新譜。『ユニゾン』('99)リリース以来のシン・テライ氏のプロジェクト。『lightyeas』の方は基本的にテライ氏の打ち込みによるds(クレジットは"beatconstruction、chaos")と共に、バケットヘッド(g)とビル・ラズウェル(b)が全曲参加し、この3名が根幹を成している形になっている。他の参加メンバーも前作とほぼ一緒の相変わらず豪華メンバーによる、独特の浮遊感が相当心地良いアンビエント・ファンク。バケットヘッドのアコギが印象的。落ち着いた雰囲気のある『lightyeas』に比べ、『heaven and hell』はより過激なサウンド
lightyears・heaven and hell

lightyears・heaven and hell

・『Nils Petter Molvaer/Streamer』
上記アルバムにも参加してたニルス・ペッター・モルヴェル、02年録音のライヴ盤。ライヴなのに却ってアンビエント感が増してる感じが。ベーシスト不在なんですな。打ち込み/サンプリングで演ってるのか。
Streamer

Streamer

・『PFM/STATI DI IMMAGINAZIONE』
ワールドディスクより購入したPFMの最新作。イタリアでの発売は11/24だったらしい。ドキュメンタリー/イメージ映像に楽曲を付けたインスト集、しかもオーバーダブなしの全て一発録りという内容。安定した演奏なのはさすがだが、ベテランなのに変に枯れたり落ち着いたりしないのはラテン気質なんだろうか(笑)。歌物だとムッシーダの声が好きなのでチョッチョが歌い過ぎるとやかましいと思ってしまうのに(^^;、インストならインストでちょっと寂しかったり。プレモーリは残念ながら脱退したものの、来日公演にも参加した若手keyがその穴を埋めるだけに留まらない好演。Minimoogがいいですなあ。
・『グラディウス トリビュート』
12/20発売新譜。グラディウスといったら1作目が出た85年は私、小5ですもん。世代的にドンピシャ。まあその頃あまりゲーセン通いが出来なかったんで、アーケード版よりはMSX版(!)でよく遊んだんだけど(ファミコンは買ってもらえなかったのです)。あの頃コナミMSXに力を入れてたから(って訳でもないだろうけど)、MSX版はファミコン版よりレーザーが長かったのが嬉しくてねー(笑)。MSXではグラ2や初代パロディウスもやったかもしれない。あとはグラディウスじゃなくて学生の時にセガサターンパロディウスをやりましたな。話は戻って、私の場合グラディウスの音楽といえば初代の音楽に限るんだけど、やっぱりあの音楽をカッコいい!と感じたことが、思えば今に至る音楽嗜好の萌芽だったんじゃないのかな。
で、今回『トリビュート』が出るということで、原曲も聴きたくなって『グラディウス アーケードサウンドトラック』も合わせて購入してしまった。んー、何か結局オリジナルに勝るものはないという陳腐な結論に落ち着いちゃいそう(^^;。今聴くと相当チープだけど、当時はめちゃめちゃ美しく聴こえたもんです。サントラの方に入ってる、初代音楽担当の東野美紀女史自らによる「空中戦」のピアノアレンジバージョンは結構良い出来。
グラディウス トリビュート

グラディウス トリビュート

「グラディウス」アーケードサウンドトラック

「グラディウス」アーケードサウンドトラック