正直スマン

えー、あれだけ自分の中で盛り上がっていた『ゲド戦記』熱だが、お店に届いたサントラ&『ゲド戦記歌集』のサンプルを聴いて、「買う・・・程でもないか」とテンションが下がってしまった。いや、どっちも悪い出来とは言わない。ただ私の期待してた作風と多少違っただけ。サントラはまあ当然といえば当然だがフルオケメイン。多くの曲でやたらバグパイプがフィーチャーされてて、もろケルトっぽくなっちゃうのが良くもあり悪くもあり・・・と思ってたらこの人がカルロス・ヌニェスか。エイドリアン・ブリューが女神の泉に落ちてキレイになったみたいな感じの見た目の人だ(笑)。『ゲド戦記歌集』は主題歌の「時の歌」以外、全て宮崎吾朗作詞/ 谷山浩子作曲。こちらに寺嶋民哉は参加しておらず、塩谷哲/小倉博和/中脇雅裕/フェビアン・レザ・パネ/中村幸代らがアレンジャーとして参加。現在菅原文太が出てる読売新聞のCM曲として流れているのはM-2の「竜」だったりする。何でそんなに主題歌を流さないかな。まあそれはいいとして、基本的にアコピやアコギをメインにした素朴な作風、悪く言えば地味な作りなので、手嶌葵自身のあの声が好きとか『ゲド戦記』の世界観が好きとかそういうんでないとダメかも。こちらの「テルーの唄」はvoテイクは全く同じでバックだけピアノのみに差し替えられているバージョン。結局のところ、この曲のシングルバージョンの寺嶋氏によるあのアレンジが好きだっただけだったらしい私にとっては、このリアレンジも受け入れることができず、先週まで買う気満々だったこの2枚は見送ることに。ついでに同日発売『ハチクロ』サントラも参加メンバーがイレギュラーなことが判明したため購入せず。こういう理由でCDを買わないとはホントのファンとは言えないな(^^;。28日の攻殻プロダクションノートは買ってみるつもりだけど。

んで持ってその代わりに買ったのが、これも同日発売の『レイ・ハラカミ feat.原田郁子/暗やみの色』Another Day On Earth [解説付・ボーナストラック収録 / 国内盤] (BRC128)筋肉少女帯 ナゴムコレクションと、6/21発売だった『筋肉少女帯/ナゴムコレクション』、あと以前から購入を保留していた『ブライアン・イーノ/ANOTHER DAY ON EARTH』の3枚。感想は後日付けるが、とりあえずある程度昔の音源は持ってるので特に期待せず、むしろ座談会や資料を読む方が楽しみだった筋少を聴いて、懐かしさはもちろんのこと改めて'80年代の筋少はカッコ良かったなと再評価。やっぱいろんな意味でスゴかったねこのバンドは。