ゲド戦記と寺嶋民哉と新居昭乃

お店に届いた徳間ジャパンの新譜案内によれば、寺嶋民哉が音楽を担当する『ゲド戦記』サントラが7/12発売決定(SACDハイブリッド)。6/7にヤマハ・ミュージックより発売(谷山浩子作曲だからか)になる手嶌葵の「テルーの唄」(これ主題歌じゃなくてあくまでも挿入歌なのね)はもちろん、同じく手嶌葵が歌う主題歌「時の歌」も収録されるが、この「時の歌」、作詞は宮崎吾朗監督と新居昭乃の共作、そして作曲は新居昭乃/保刈久明!編曲クレジットは不明だけどもちろん寺嶋さんだろう。とすれば、最近昭乃さんの活動をあまり追っかけていないので確定情報を持ってないけど、昭乃さんと寺嶋氏が組むのって'97年の昭乃さん2nd『そらの庭』以来になるのかな。このアルバムで寺嶋氏は「Reincarnation」(Goddess in the Morningのセルフカバーバージョン)と「妖精の死」の2曲にアレンジャーとして参加してたが、これがケイト・ブッシュジェネシスを髣髴とさせるようなファンタジック且つダイナミックな素晴らしい仕上がりで、個人的には菅野さんや保刈さんよりも昭乃さんとの相性は良いのではないかと思ったくらいだった。今回のvoは昭乃さんではないとはいえ、この組み合わせは相当に期待できる。もしかしたらサントラ本編でも昭乃さんがコーラスやってたり演奏陣で保刈さんや周辺人脈がいろいろ絡んでたりするかもね。楽しみ。