最近買ったもの

ザッとまとめて。

  • 『PIERRE MOERLEN'S GONG/TIME IS THE KEY』

amazon.comのマーケットプライスより。とっくに廃盤のため多少値は張ったが、それだけの価値はあった。ピエール・モエルランのキレの良いドラムにヴァイブ等各種チューンド・パーカッション類がキンコンカンコンと煌びやかに響く。前作『DOWNWIND』のように中途半端なvo曲が入ってない全曲インスト、良い意味での軽い聴きやすさがあって非常に心地良い。

  • 『HOLGER CZUKAY/MOVIES』『同/ROME REMAINS ROME/DER OSTEN IS ROT』

しばらく前に会社の同僚から借りたCANの『TAGO MAGO』と『FUTURE DAYS』。ハマるというところまでは行かなかったがヤキ・リーヴェツァイトのシャキシャキとしたドラムが異様にカッコ良くて、全然難解でもないし意外といいじゃんという感じで、でも出来れば傑作として名高いホルガー・シューカイの『MOVIES』を聴いてみたいなーでも廃盤だしなーとか思ってたら、近所の中古屋にサクッと置いてあってビックリした(^^;。リーヴェツァイトのドラムがソリッドなビートを刻む上にテープ切り貼りのサウンドコラージュがメイン、それがとってもポップ。アナログシンセがフィーチャーされると普通にプログレっぽかったり。ってことでいたく気に入ってしまったのでこれまた中古で買ってみた『ROME REMAINS ROME』(『DER OSTEN IS ROT』との2in1)ではブルガリアン・ヴォイスまで出てくる。気持ち良いです。

『MOVIES』を見つけた同じ店で『サハラ・ブルー』の国内盤も発見。先日輸入盤を買ったばかりだが、国内盤には通常盤未収録のデビシル参加曲が入っているということだし、廃盤と書いてありながらそんなに高くなかったので合わせて購入。ははあ、10曲目だけ差し替えになってるのね。

以前買った『JAPAN/TIN DRUM』リマスター盤の音質の良さが素晴らしかったのでデビシルのソロも買い換えたいなーと思いつつ保留してたが、今回ソロの中で一番好きなこの作品をようやく。やっぱり音良いです。ずっと未聴だった『錬金術師』も後日到着予定。

  • 『MASSA/MASSA 1』

太田惠資(vln、vo)と細井豊(key)とのバンドになっての1st。正治さんと太田さんの絡みということでディープな民族系とかを期待してたんだけど、クラシカルなバイオリンとピアノ、パーカスがメインでロック色は薄め。リズムの頭を抜いて拍子の取りづらい変則リズムにしたり太田さんのおなじみアラビック・ヴォイスがあったりといろんな仕掛けもあるが、例えば『アルジュナ』サントラ1で見せてくれたような「狂気」「トランス」的要素を正治さんに求めたい私としてはもう少し「イッちゃった」ものが聴きたかったかも。