基準って何かね

うちの店のCD/DVDには「基準」を設けてある。取次の方で全ての商品にランク付け(高い順にH、S、A、B、C、D、E。ランク外もあり)をしており、店舗の売上規模に応じて何ランク以上を基準にするかは違ってくるのだが、基本的に「基準」として登録されてるタイトルは最低1枚は在庫として置いておくことしており、これを守ることでマニュアル的に店頭在庫レベルを維持することができるようになっている。取次側での商品ランク変更は月末に行われ、これに応じてうちの店の基準ランクも変更される。ここで自店在庫をチェックし、売り切れていたりや新しく基準になった商品を基準欠品分として発注を出すことになるのだが、今回新しく基準になったCDのリストを見てたらこれがなかなか凄かった。BMG時代のJAPAN、ムーディー・ブルース、ザ・ムーヴ(ロイ・ウッド)、ペンタングル、PFM、バンコ、クエラ・ベッキア・ロカンダ、チェルヴェッロ、ムゼオ・ローゼンバッハ、フォルムラ・トレ・・・。
これって年末に再発された紙ジャケ盤がほとんどでしょ。他にクリスマス物もいろいろ入ってたから、12月に一時的にすごく売上があった物も入って来てるということだろうが、こうしてランク変更に影響が及んでいるのはよっぽど。基準ランクはあくまでデータ上でのことなので欠品分の発注については要不要を選んで行う訳だが、うちの店の規模/客層ではちょっとマニアック過ぎて入れらんないよなー(^^;。これくらいの物が売れるようだとかなり楽しい店だけど。クリムゾンやフロイド、ELP、イエスくらいだとうちの店でも多少は売れてるんだけど、これはプログレだからっていうか普通にロック名盤ってことで売れてるんだろうしな。一応PFMの『幻の映像』ならかつて1枚だけ売れたっけ。